Vol. XIII, No. 35/5・1・07

コロンビア大学のジェラルド・カーチスは日本研究大家として持ち上げられる。ただしアメリカでではなくて、朝日新聞によってだ。先日、論説主幹・若宮啓文との対談でカーチス曰く。「安倍さんが『戦後レジームからの脱却』というスローガンを掲げていることが外国でもっと知られたら、世界中にたいへんな誤解を招くことになるでしょう。民主主義国のリーダーが自分の国のレジームチェンジを訴えるなどというのは、理解にくるしみます」 。この傲慢と独善は、マッカーサーのGHQで、あの憲法草案を書いたケージス大佐に匹敵するでないか。


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