靖国神社と皇室典範をイデオロギーに捉われずに考えています。
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片岡鉄哉 略歴 1933年、栃木県に生まれ。元スタンフォード大学フーバー研究所研究員。早稲田大学政経学部卒業。シカゴ大学大学院政治学部博士課程修了。 1969年ニューヨーク州立大学政治学部助教授、1982年筑波大学歴史・人類学系教授に就任。1984年スミソニアン・インステテューション Woodrow Wilson Center fellow
中東各地で急に擾乱・戦火が広がっている。日本語の解説を聞いていると何がなんだか判らないだろう。震源地はイランだ。イランはペルシャ民族であり、アラブ民族でない。だが、イスラム教のシーア派である。私が入院する前(5月中)にアーマデニジャッド大統領がブッシュに親書を送り、訳の判らない合意を求めていると指摘してある。あれは尻切れトンボになったらしいのだが、イランは今でも米欧による反核兵器の圧力をかわそうと必死だ。この度は、レバノンのヒズボラ(シリアの手下でシーア派の民兵)とパレスチナのハマス(スン二派)を扇動して、イスラエル攻撃を始めた。これがイランの煙幕であり、ブッシュの対イラン先制攻撃をかわそうと必死なのだ。