靖国神社と皇室典範をイデオロギーに捉われずに考えています。
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片岡鉄哉 略歴 1933年、栃木県に生まれ。元スタンフォード大学フーバー研究所研究員。早稲田大学政経学部卒業。シカゴ大学大学院政治学部博士課程修了。 1969年ニューヨーク州立大学政治学部助教授、1982年筑波大学歴史・人類学系教授に就任。1984年スミソニアン・インステテューション Woodrow Wilson Center fellow
中国による日本挑発がぴたっと止まった。いささか拍子抜けでさえある。経団連の奥田会長は、日中関係は「のどに小骨が刺さった感じで流れて行き、悪化はしない」「日中両国の首脳間で対話が無いことは不幸だが、経済に不安はない。政治が冷たい関係ならば、経済から政治を温めたい」と言明している。[1] 胡錦濤が譲歩したのだ。去年11月、ブッシュの京都訪問から、米国務省は日中双方に働きかけて、日中歩み寄りを取り付けたのである。小泉が勝ったとはいえないが、負けたともいえない。双方の「歩み寄り」だ。何が起きたのか。