Vol. XII, No. 51 平成十八年五月十五日

マーティン・フェルドスタインは、ハーバードでは稀な保守派の経済学者だ。彼は最近十年のアメリカが異常な速度で富裕になったことに注目し、その背後にあるメカニズムを解明している。[1] 最大の関数は「外国からの投資」である。彼は沈黙しているが、これは日本からの投資に他ならない。日本はアメリカに骨までしゃぶられて貧乏になり、「格差社会」になったというのに、当地の善男善女は、小泉の仕業だと勘違いしているのだ。アメリカに贈賄をしたのが経世会である。


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