靖国神社と皇室典範をイデオロギーに捉われずに考えています。
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片岡鉄哉 略歴 1933年、栃木県に生まれ。元スタンフォード大学フーバー研究所研究員。早稲田大学政経学部卒業。シカゴ大学大学院政治学部博士課程修了。 1969年ニューヨーク州立大学政治学部助教授、1982年筑波大学歴史・人類学系教授に就任。1984年スミソニアン・インステテューション Woodrow Wilson Center fellow
昨夜、送信したのはアメリカによるパックスアメリカナ放棄の宣言である。ことの重大さに鑑みて、以下の補足説明を提供する。
あの宣言を発表するについて、タイムズは編集委員会を開き、しかるべき手順を踏んだことは疑いない。パックスアメリカナ放棄宣言に強い反対もあったであろう。あの宣言はタイムズ自身の決断である。
しかし、そこまで行くについて、タイムズは深い探りを入れて、情報に確信を持っていたのだ。ブッシュのホワイトハウスがあの宣言にOKを出すとは思えないが、タイムズは国務省の最高レベルに探りを入れたことを私は疑わない。
つまりライス長官の暗黙の同意があったのであろう。それでも、事の重大性に鑑みて、社説でなく、個人のコラムの形式をとったのだ。しかし、あのコラムは今、全世界を駆け巡っており、衝撃波を生み出している。