靖国神社と皇室典範をイデオロギーに捉われずに考えています。
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片岡鉄哉 略歴 1933年、栃木県に生まれ。元スタンフォード大学フーバー研究所研究員。早稲田大学政経学部卒業。シカゴ大学大学院政治学部博士課程修了。 1969年ニューヨーク州立大学政治学部助教授、1982年筑波大学歴史・人類学系教授に就任。1984年スミソニアン・インステテューション Woodrow Wilson Center fellow
プーチンが何の目的で日本訪問まで踏み込んだのかは不可解だ。北方領土に対する回答が「ニェット」であることは事前に決まっていた。ひょっとすると、森嘉郎あたりが、点数稼ぎのために「ともかく来てくれ」と泣き込んだのか。古い日本では、ロシアは「熊」或いは「露助」と呼ばれた。熊はかなりの「善人」で、間が抜けている。しかし怒ると怖い。プーチンはこの範疇を出ていない。古典的な勢力均衡だ。
プーチンは国内で着々と独裁者の地位を築いている。ホドルコフスキーという、若いユダヤの超富豪をいかさま裁判で投獄し、次に反対派の拠点だった州知事たちを、選挙法改正で骨抜きにした。だから「国内世論が領土の譲歩を許さない」というのは真実でない。
彼がやっていることは、ブッシュへの仇を日本に返すことだ。国際関係にはヒエラルキー(上下の序列)がある。・・・・・・・
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