靖国神社と皇室典範をイデオロギーに捉われずに考えています。
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片岡鉄哉 略歴 1933年、栃木県に生まれ。元スタンフォード大学フーバー研究所研究員。早稲田大学政経学部卒業。シカゴ大学大学院政治学部博士課程修了。 1969年ニューヨーク州立大学政治学部助教授、1982年筑波大学歴史・人類学系教授に就任。1984年スミソニアン・インステテューション Woodrow Wilson Center fellow
私がシカゴ大学でギリシャ古典哲学の勉強を始めた時に、アリストテレスの「修辞学」を読まされた。これはレトリックであり、雄弁術とも訳される。修辞学では詭弁というものも教えてくれる。政治の場では詭弁の方が多いからだ。詭弁とは相手を騙す議論だ。「白馬は馬にあらず」といった類だ。それを詭弁として見抜く法則がある。それを「非撞着性の法則(the law of noncontradiction)」と呼ぶ。「Aは、同時にAであり非Aであることはできない」というのだ。
簡単で常識的な法則である。しかし、この法則に従うと、一つの大前提からは唯一つの結論しか出て来ない。つまり理論(ロジック)には自然科学のような鉄則があって、それを曲げたり、無視したら、結論に信憑性がない。笑いものになる。
『「非撞着性の法則」と日本式理論の対立』について解説したこの続きはコチラから!