Vol. XI, No. 97 平成十七年八月九日

アメリカの大新聞が踝をそろえて日本認知を始めた。西欧の視点から見ると、01年に就任してからの小泉は、口先はともかく、腰砕けだった。それで米国の大新聞は「いわんこっちゃないさ」として、ビッグブラザー・リトル・ブラザーの関係に戻ったのだ。

一例をあげよう。01年8月13日に総理は靖国参拝の約束を破って、前倒し参拝で妥協した。タイムズは「できないことを約束しない方が賢明だね」という態度で、宮沢喜一、加藤紘一を再確認し、ジョゼフ・ナイの「シビリアン・パワー」を推薦している。

今度は違う。小泉の宣戦布告は、西欧型二大政党の対決方式そのものだ。退きたくても退けない。ここに至って即座にアメリカに変化が起きた。


争点は、「改憲で日米共同」か、「護憲で米中に封じ込められるか?」
アメリカの変化、そしてその意図とは?
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