靖国神社と皇室典範をイデオロギーに捉われずに考えています。
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片岡鉄哉 略歴 1933年、栃木県に生まれ。元スタンフォード大学フーバー研究所研究員。早稲田大学政経学部卒業。シカゴ大学大学院政治学部博士課程修了。 1969年ニューヨーク州立大学政治学部助教授、1982年筑波大学歴史・人類学系教授に就任。1984年スミソニアン・インステテューション Woodrow Wilson Center fellow
「総理の強気にかげり、躊躇い・原因不明」・アメ通124号
原因は外務省チャイナ・スクール
アメ通124号10/23で「総理の強気にかげり、躊躇い・原因不明」と指摘し、解答を探してきた。総理を脅かすものとして、中国の靖国反対、加藤紘一の靖国反対、公明党の造反、ブッシュの苦戦、等々を調べてみた。
その過程で、本誌が迷走したことを率直に認めて、お詫びする。最終解答は外務省の造反だった。
当初、総理は、米軍再編成に関連して大いに乗り気だった。焦点は、日本の軍事協力を従来の通り、安保条約第六条、極東条項に縛り付けるのか。つまり、朝鮮半島と台湾だけに限定するのか。それともインド洋から中東にまで拡張するのかという点だった。