片岡鉄哉のアメリカ通信

Vol. XII, No. 76 平成十八年八月九日

  • イラク内戦激化で米軍は撤退する
  • 敵はイランだが軍事介入は不可能
  • パックスアメリカナ崩壊の危機

イラクの内戦が激化していることは、ペンタゴン高官の議会証言で明白となった。

「今退けば、最後の一戦を米本土の近くで戦うことを強いられる」とラムスフェルドは証言した。しかしイラク三派は、既にスン二、シーア、クルドの独立国家を目指して進んでおり、ブッシュ大統領もお手上げの模様だ。イラク内戦激化の背後にも、イランとアーマデニジャッド大統領が糸を引いているのが見える。しかしアメリカには、これ以上の軍事介入を展開するオプションは閉ざされている。丸腰の保安官だ。日本への余波は直ぐやってくるだろう。パックスアメリカナが崩壊すれば、恐ろしいことになる。


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