片岡鉄哉のアメリカ通信

Vol. XII, No. 61 平成十八年七月六日

  • 成功だったら今頃は戦争か
  • 失敗したテポドンII、怪我の功名
  • 平壌で責任追及の粛清は必至

テポドンIIは三発目で、35秒飛んで落下した。これで芽出度し、めでたしに成りそうだ。茶番劇に相応しい大団円か。軌道から判断してアラスカを狙っていた。日本列島に沿って北上するのが米西海岸への最短距離であり、すべてのエアラインが取るコースだ。テポドンが成功していたら、ブッシュはミサイル迎撃ミサイルを発射することを余儀なくされただろう。だが、それが命中していたら、金正日は「あれは偵察衛星の打ち上げだ」と称しであろう。とすると対米宣戦布告を余儀なくされただろう。日本人の大半は、「とんでもない迷惑だ」と尻をまくりながら「非核三原則」を金正日も守って欲しい」と言ったであろう。

北朝鮮の大陸間弾道弾が失敗するのは笑うに値しない。彼らは貧乏だから高価な実験は何十年に一度だ。日本のロケットは今でも失敗している。初期のアメリカのロケットも失敗している。


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