片岡鉄哉のアメリカ通信

Vol. XII, No. 54 平成十八年五月二十七日

  • 「敵はジハードでない中国だ」[1]
  • 核先制攻撃とシーレーンで米に挑戦
  • ペンタゴン報告が戦略転換を示唆

米国防省は中国に関する報告を毎年公開するが、今年のものは異色である。これを米国政府が信じているなら、イラクのジハード(殉教者)との戦いは ”a wrong war at a wrong place” になる。アメリかの本当の敵は中国だということになる。中国の脅威は台湾問題にからんで派生するのだが、二つに絞られる。核の先制攻撃とシーレーンに対する脅威である。これはアメリカにとって伝統的な、戦略的なものだ。ペンタゴンにとっては、伝統的な脅威の方がテロリストよりは御し易いのだろうか。


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