片岡鉄哉のアメリカ通信

Vol. XII, No. 53 平成十八年五月二十二日

  • 対日挑発は逆効果、胡錦濤
  • 靖国たたきの失敗を認める
  • だが油断は禁物

中国による日本挑発がぴたっと止まった。いささか拍子抜けでさえある。経団連の奥田会長は、日中関係は「のどに小骨が刺さった感じで流れて行き、悪化はしない」「日中両国の首脳間で対話が無いことは不幸だが、経済に不安はない。政治が冷たい関係ならば、経済から政治を温めたい」と言明している。[1] 胡錦濤が譲歩したのだ。去年11月、ブッシュの京都訪問から、米国務省は日中双方に働きかけて、日中歩み寄りを取り付けたのである。小泉が勝ったとはいえないが、負けたともいえない。双方の「歩み寄り」だ。何が起きたのか。


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