片岡鉄哉のアメリカ通信

Vol. XI, No. 151 平成十七年十二月二十四日

東シナ海で最大の危機  総理、情報管制を解きなさい

  • 「日本を真珠湾攻撃に追い込め」
  • 春曉ガス田・中国の謀略は狡猾
  • 交渉拒否して実力行使(生産)開始

日本は小泉就任いらい最大の危機に直面している。相手は中国だ。東シナ海のガス田・白樺(中国名は春曉)で生産が始っているらしい。日本政府は、話し合いによる共同開発を提案してきた。これ自体がかなりの譲歩である。ところが中国政府は、総理の靖国参拝を口実にして全ての折衝・接触を断ち切ってしまった。だから生産開始は実力行使である。問題は小泉の対応だ。中国は小泉を真珠湾攻撃に追い込みたいのだ。小泉が武力行使に出れば、「日本鬼子(グイズ)」がまた真珠湾をやった」と宣伝して、プロパガンダ戦争で勝ち、それを背景に戦争を受けて立つ。小泉が臆病になって無為無策でいれば、白樺は事実上中国のものになる。日本に選択肢はない。袋小路だ。


小泉を袋小路に追い込もうとする中国
総理の緊急の課題は、この事実を国民に語りかけることでないか。

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