片岡鉄哉のアメリカ通信

Vol. XI, No. 59 平成十七年五月十九日

  • 米中との戦争は共産主義者・近衛の陰謀
  • 初めて暴露された開戦責任の核心部分
  • 中川八洋の容赦ない修正主義

戦後初めての巨視的・決定的な修正主義だ。「大東亜戦争と『 開戦責任』」の著者である中川教授は、体制派が守ってきたオーソドキシーを 転覆する新説を展開する。近衛文麿は隠れた反逆者であり、日本を中国の泥沼 と真珠湾へ誘導したというのだ。

この研究の学術的な貢献は、近衛文麿の国家社会主義的な陰謀 を完膚なきまでに暴いたことである。中川氏は日中戦争と日米戦争を一体とみ なすのだが、盧溝橋事件が意図的に大戦争に拡大されたことを証明するのに成 功した。・・・・・


腑に落ちない点も多い昭和史の靄を晴らす「大東亜戦争と『開戦責任』」は下記。
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